【収入を増やしたい理学療法士へ】副業or転職どっちが先か回答します!

①下準備
トトン
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こんにちは、当ブログを運営していますトトンです。

私は、本業で理学療法士を行い、副業で整体師をしています。

この記事では、「収入を増やしたい!」と考えている理学療法士さんに向けて、副業と転職、どちらを先に行った方が良いのかを解説していきます。

「もっと収入を増やしたい!」と考えている理学療法士さんは多いはずです。

そう考えてしまう背景として、理学療法士の平均年収は、一般企業で働く方々よりも低いことが挙げられます。

また一般企業に比べ、理学療法士は役職手当が付きにくく、かつ景気の良し悪しで収入が変わることもないので、施設に勤めている理学療法士の給料はほとんど上がりません。

そこで、収入を上げるために「副業を始めよう!」となる人が多いですが…副業を始めるのはちょっと待ってください!

今あなたの勤めている施設が、副業を行える条件を満たしているか、ちゃんと確認してから副業にチャレンジすることをおススメします。

結論から言うと、理学療法士が収入を増やすなら、まずは転職、そして副業の順がベストです。

順序を間違えてしまうと大変なことになってしまうため、目を見開いてご覧ください。

副業を始めるならば、大前提としてあなたの施設が副業可能かを確認してから始めてください。

【理学療法士は副業禁止⁉】副業が絶対にばれない3つの方法は、こちらからどうぞ!

【収入を増やしたい理学療法士へ】

理学療法士が着実に収入を増やしていくならば、まずは転職、そして副業にのぞむことがベストです。

その理由としては、転職の方が「成果になるのが早い」「難易度が低い」からです。

【まず転職をおススメする理由|成果になるのが早い】

収入を増やすことにおいて、転職の方が成果になるのが早いです。

私の場合は、臨床6年目で転職しましたが、年収が390万円から465万円と75万円もUPしました。

副業の場合は、成果が出るまでに時間がかかり、また収入を安定させることが難しいです。

しかし転職ならば、転職した年から確実に年収を増やすことができます。

そのため、収入を着実に増やしていくならば、まずは転職をおススメします。

【まず転職をおススメする理由|難易度が低い】

収入を増やすことにおいて、転職の方が難易度が低いです。

転職であれば、今の知識や技術のまま、勤める施設を変えるだけで収入額を大幅に変えることができます。

私が転職でしたこととしては、転職エージェントに相談し、私が住んでいる近くの施設で年収の高い施設をリストアップしてもらったことです。

私の場合は、たまたま勉強会で知り合った方の紹介で転職をしましたが、その地域の年収相場を知っていたため、収入面では納得のいく転職を行うことができました。

副業だと、新たにマーケティングや税金について学んだり、ホームぺージの作成や施術で使う物品を準備したりと新たに始めることが多いため、簡単ではありません。

そのため、収入を難なく増やしていくならば、まずは転職をおススメします。

【転職せずに副業を始められる人の条件】

転職せずに副業を始められる人の条件としては、あなたの収入がその地域の年収相場よりも高い状態の時です。

また現在勤めている施設で時間的余裕があり、かつ職場の人間関係が良い時です。

副業とは、新たに商売を始めて社長になることです。

今まで施設に勤めた経験しかない方であれば、副業を始めるまでに新たに学び準備することが沢山あります。

副業にのぞむためには、本業での「収入・時間・人間関係」のストレスは、できるだけ無いことが望ましいです。

転職せずに副業を始められる人の条件
  • 年収があなたの地域の年収相場以上
  • 時間的に余裕がある
  • 職場の人間関係が良好

上記条件に当てはまらない理学療法士さんであれば、まずは転職して着実に年収を増やしつつ、副業ができる環境に整えていきましょう。

【副業する条件|年収があなたの地域の年収相場以上】

厚生労働省「令和5年賃金構造基本統計調査」によると、理学療法士の平均年収は432万円となっています。

しかし、この年収は全国平均の年収であり、地域により平均年収には差があります。

あなたの地域の年収相場を知りたいなら、転職エージェントに聞くことをおススメします。

転職エージェントの多くは、登録無料です。

あなたの経験年数で、あなたが住む地域の求人から、あなたの年収相場を教えてくれます。

あなたが現在勤めている職場の年収が、相場からどれくらいズレているか確認しましょう。

もしかしたら、あなたの労働力は安く買いたたかれているかもしれません。

あなたの年収が、あなたの地域の年収相場以上であれば、さらに収入UPを目指して副業にチャレンジしていきましょう。

【副業する条件|時間的に余裕がある】

副業を始めるには、多くの時間が必要です。

事業を始めるのに必要な知識を学び、必要な物品を買いそろえるなど、事業開始までにさまざまな準備をしなければなりません。

しかし、あなたの職場が「残業が多い」「休日出勤がある」など、本業以外に時間がさけないような職場であれば、副業を営むことは難しいです。

働き方改革により、国で残業しない方針となっていますが、未だに残業が当たり前の職場は多いです。

また勉強熱心な職場では、休日でも勉強会への参加を強要することがあります。

そのため、副業を始めるなら、本業の業務に余裕があることが条件となります。

【副業する条件|職場の人間関係が良好】

副業は、初めて行うことが多いため、かなりの労力が必要です。

正直、副業が軌道に乗るまでには、そこそこのストレスがかかります。

そのため、本業がストレスフルな環境では、副業どころではありません。

心理学者であるアドラー氏によると、人の悩みは人間関係が9割、というくらい人間関係のストレスは精神的な疲労に大きく関わります。

あなたの職場で人間関係のストレスがないことが、副業を始めるための条件となります。

【まとめ】

理学療法士が収入を上げたいならば、まずは転職、そして副業にのぞむことがベストです。

転職することで、今勤めている施設よりも確実に「収入UP」「余暇時間の確保」をすることができます。

またあなたがその職場になじむことができれば「ストレスのない人間関係」を得ることができます。

副業は、収入を大きく増やせる可能性がある一方で、新たなことを学び、多くの手続きやスケジューリングを行わなければなりません。

そのため、副業にのぞむためには、本業に余裕がある必要があります。

今、あなたに副業を行うための「金銭的な余裕」「時間の余裕」「人間関係の余裕」がなければ、まずは転職から始めましょう。

そして、安定した土台を確保したのち、収入を爆発的にのばすための副業を始めていきましょう。