
こんにちは!
カピバラ似で、四角いメガネがトレードマークのトトンです。
普段は総合病院で理学療法士として働きながら、副業で整体師もしています。
この【雑談コーナー】では、私が日々感じたことや体験した出来事など、私トトンの視点で気軽にお話ししていきます。
ちょっとした息抜きに読んでいただけたら嬉しいです!
【私の整体技術を紹介します 】
私の整体技術は、ボバースやMAで学んだ知識・技術に加え、筋膜へのトリガーポイント治療を中心に行っています。
筋膜へのトリガーポイント治療を施すことで、「筋アライメント」「筋紡錘の感度」「筋配列」「筋の長さ」「筋の滑走性」などを改善し、姿勢の調整や運動パターンの正常化、さらには疼痛の軽減を目指していきます。
この記事では、私が実践している筋膜治療について詳しく解説します。
【筋膜とは?】

筋膜は、全身を包み込むように存在し、筋肉や内臓、神経などと密接に関わる組織です。
日常生活の癖や運動不足、過度な負荷がかかることで、筋膜の滑走性が悪くなり、結果として筋肉の柔軟性や正しい動きが損なわれることがあります。
この状態が長期間続くと、姿勢の崩れや慢性的な痛みにつながり、さらに筋肉の機能低下を引き起こすことがあります。
そこで、私の施術では、筋膜由来の問題に着目し、筋膜の正常な状態を取り戻すことで、これらの不調を根本的に改善していきます。
【私の筋膜治療】
私の整体では、筋膜の癒着や緊張を解消し、組織の滑走性を向上させることで、筋肉が本来の働きを取り戻せるようにアプローチします。
具体的には、トリガーポイントへの刺激を行い、筋紡錘の感度を調整することで、筋のバランスを整え、正しい姿勢や運動パターンを取り戻すことを目指します。
例えば、腰痛や肩こりなどの慢性的な症状は、局所の問題だけではなく、体全体の筋膜の連結が影響していることが多いため、施術では患部だけでなく全身の調整を行います。
【筋膜由来の問題であれば改善が可能】
私の施術の特徴は、筋膜の問題を的確に見極め、適切なアプローチを行うことです。
もし私の施術で症状に変化が見られない場合、それは筋膜以外の要因が影響している可能性が高いと考えられます。
その場合は、適切なリスク管理として病院の受診を勧めます。
これは、筋膜へのアプローチだけでは解決できない神経系の問題や骨の異常、内臓の疾患などが関与している可能性があるためです。
逆に、病院で検査を受けても明確な異常が見つからず、なかなか症状が改善しない場合には、筋膜の機能不全が原因となっている可能性があります。
そのようなケースでは、私の施術が非常に有効に働きます。
特に、長期間続く痛みや、原因が分からない不調に悩まされている方は、筋膜の調整を試す価値があります。
【全身の筋膜にアプローチし、姿勢や動作を改善】
私の施術は、単に痛みのある部分だけをケアするのではなく、全身の筋膜のバランスを整えることを目的としています。
筋膜は一枚のシートのように全身を覆っており、特定の部位だけでなく、全身に影響を及ぼします。
そのため、局所的な問題だけでなく、全身の姿勢制御や運動連鎖、荷重の連鎖、筋のアンバランスにもアプローチすることが可能です。
例えば、脳卒中後の片麻痺の方に対しては、患部の筋肉だけでなく、全身の筋膜のバランスを考慮した施術を行うことで、動作の改善や姿勢の安定をサポートできます。
また、整形外科的な疾患においても、患部に負担をかける全身のバランスの崩れを整えることで、症状の軽減や再発予防が期待できます。
【根本的な問題を改善するための整体技術】
私の整体技術は、筋膜のつながりを意識しながら、局所の問題と全身のバランスを関連付け、根本的な改善を目指すものです。
単に痛みを和らげるだけでなく、体本来の動きを取り戻し、健康な状態へと導くことを大切にしています。
筋膜は全身に影響を与えるため、一部分だけを整えるのではなく、全体のつながりを考えながら施術を行うことが重要だと考えています。
慢性的な不調でお悩みの方や、病院ではなかなか改善しなかった症状をお持ちの方、姿勢や動作を整えたい方にとって、私の施術が少しでもお役に立てればと思っています。
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