運動器疾患は、理学療法士が日々の臨床現場で最も多く対応する分野の一つです。
骨・筋・関節といった運動器の構造や機能、さらにその疾患や障害に対する評価・治療法の知識が求められます。
本ブログでは、総合病院で勤務し、経験年数10年以上の現役理学療法士である著者が、運動器疾患を診る際に役立つ参考書を厳選して11冊ご紹介します。
それぞれの書籍が提供する基礎的な解説から最新の研究に基づく実践的なアプローチまで、幅広い内容をわかりやすく解説。
新人理学療法士からベテランまで、あらゆるレベルのニーズに応える内容となっています。
整形疾患に自信を持って取り組みたい方にとって必見の情報です。
- 【関節機能解剖学に基づく 整形外科運動療法ナビゲーション 上肢・体幹】
- 【関節機能解剖学に基づく 整形外科運動療法ナビゲーション 下肢】
- 【結果の出せる整形外科理学療法−運動連鎖から全身をみる】
- 【運動機能障害の理学療法〜運動連鎖に基づく評価・治療】
- 【運動器疾患の「なぜ?」がわかる臨床解剖学】
- 【運動機能障害の「なぜ?」がわかる評価戦略】
- 【運動器疾患の「なぜ?」がわかる臨床解剖学 第2版 徒手療法がわかるWeb動画付】
- 【適切な判断を導くための 整形外科徒手検査法−エビデンスに基づく評価精度と検査のポイント】
- 【適切な臨床に導くための 整形外科徒手検査法ナビ−検査の選び方とエビデンスに基づくアプローチ】
- 【機能解剖と運動療法】
- 【ビジュアル実践リハ 整形外科リハビリテーション〜カラー写真でわかるリハの根拠と手技のコツ】
- 【専門書を高額で売るならメディカルマイスター】
【関節機能解剖学に基づく 整形外科運動療法ナビゲーション 上肢・体幹】

著者|整形外科リハビリテーション学会(編集)
出版社|メジカルビュー社
ページ数|395ぺージ
発行年月日|2014年3月14日
『関節機能解剖学に基づく 整形外科運動療法ナビゲーション 上肢・体幹』は、肩関節、肘関節、手関節・手、体幹を中心に、整形外科疾患に対する運動療法の実践的な知識と技術を学べる一冊です。
オールカラーの改訂第2版では、超音波解剖や新しい術式を取り入れ、内容をさらに充実化。
保存療法から観血的治療に至るまで、各症例に適した運動療法の選択と実践のための道しるべを提供してくれます。
症例ごとに異なる病態や診断に応じた対応方法を深く掘り下げ、「症例から学ぶ」という臨床家にとって不可欠なアプローチを追求。
臨床で即役立つ知識を得たい理学療法士におすすめの一冊です。
【関節機能解剖学に基づく 整形外科運動療法ナビゲーション 下肢】

著者|整形外科リハビリテーション学会 (編集)
出版社|メジカルビュー社
ページ数|387ぺージ
発行年月日|2014年3月28日
『関節機能解剖学に基づく 整形外科運動療法ナビゲーション 下肢』は、股関節、膝関節、足関節・足に焦点を当てた整形外科疾患の運動療法の実践書です。
オールカラー改訂第2版として、初版で高評価を得た形式を踏襲しつつ、超音波解剖や新しい術式など最新の知見を追加し、内容がさらに充実。保存療法から観血的治療まで、各症例や病態に応じた最適なアプローチを提案します。
急性外傷や変性疾患、スポーツ障害など、時期に応じた適切な運動療法の選択とその留意点を症例解説を通して学べるため、臨床現場での即戦力として活用可能。
同じ診断名でも異なる症例ごとの対応方法を深く理解し、「症例から学ぶ」ことを重視する本書は、理学療法士や運動療法に携わるすべての方におすすめの一冊です。
【結果の出せる整形外科理学療法−運動連鎖から全身をみる】

著者|山口 光國 (著)
出版社|メジカルビュー社
ページ数|293ぺージ
発行年月日|2009年2月2日
『結果の出せる整形外科理学療法−運動連鎖から全身をみる』は、運動連鎖を軸に、理学療法の効果を最大化するための実践的なアプローチを解説する一冊です。
本書では、全身の動きを捉える視点、患者の運動を分析する方法、そして成果を上げる理学療法の進め方を詳述。
豊富な写真や図表を用いて、理論だけでなく具体的な手法をわかりやすく示しています。
著者らの豊富な臨床経験に基づいた独自のアプローチにより、構造(structure)と機能(function)の維持・回復を目指す実践的な内容は、理学療法士だけでなく、整形外科に関わるすべての医療従事者にとって有益です。
患者の痛みや障害に寄り添い、確かな成果を出すための理学療法を学べる必読の一冊です。
【運動機能障害の理学療法〜運動連鎖に基づく評価・治療】

著者|相澤 純也 (編集), 大路 駿介 (編集)
出版社|羊土社
ページ数|255ぺージ
発行年月日|2021年5月6日
『運動機能障害の理学療法〜運動連鎖に基づく評価・治療』は、理学療法士として避けて通れない18の主要な疾患を取り上げ、運動連鎖に基づく評価と治療方法を丁寧に解説した実践書です。
豊富な写真と具体例を用い、「いつ・何を・どのくらい」行うべきかが明確にわかる構成となっています。
初学者にとっては基礎を築くための指南書として、またスキルアップを目指す理学療法士には実践力を深める一助となる内容です。
下肢、体幹、上肢の各部位ごとに詳細な解説があり、日々の臨床に役立つ具体的な手法が学べます。
運動連鎖の理解を深め、効果的な理学療法を実現したい方にぜひおすすめの一冊です。
【運動器疾患の「なぜ?」がわかる臨床解剖学】

著者|工藤慎太郎 (著)
出版社|医学書院
ページ数|219ぺージ
発行年月日|2012年5月18日
『運動器疾患の「なぜ?」がわかる臨床解剖学』は、理学療法士ならではの視点で、運動器疾患のメカニズムや痛みの原因を明らかにし、最適な運動療法の選択を症例ごとに解説する一冊です。
「なで肩が胸郭出口症候群に繋がる理由」や「人工骨頭置換術後の疼痛の軽減法」など、臨床で遭遇しやすい疑問を解き明かします。
筋の起始や神経の絞扼など、症状の背後に隠れた意外な要因を解剖学的に掘り下げ、治療の方向性を導き出します。
筋・神経の構造と働きを理解することで、疾患の本質に迫り、臨床に活かせる知識を得られる実践的な内容です。
初心者から経験豊富なPTまで幅広い読者におすすめの一冊です。
【運動機能障害の「なぜ?」がわかる評価戦略】

著者|工藤 慎太郎 (著)
出版社|医学書院
ページ数|344ぺージ
発行年月日|2017年5月10日
『運動機能障害の「なぜ?」がわかる評価戦略』は、患者さんとの理学療法において浮かび上がる「なぜ?」を解決するための実践的な一冊です。
「どの症状にどんな評価が必要か」「検査結果をどう解釈し、治療に繋げるか」といった疑問を、具体的なフローチャートを用いて明快に解説します。
本書では、患者さんの状態を把握し、効果的な治療戦略を立て、実施するまでの3つのステップを詳細にガイド。
曖昧さを排除し、患者さんにも自分にも納得のいく理学療法を提供できるようになります。
初心者からベテランまで、理学療法士が日々の臨床で直面する課題解決に役立つ、まさに実務の「道しるべ」となる一冊です。
【運動器疾患の「なぜ?」がわかる臨床解剖学 第2版 徒手療法がわかるWeb動画付】

著者|工藤慎太郎 川村和之 颯田季央 森田竜治 河西謙吾 (著), 工藤慎太郎 (編集)
出版社|医学書院
ページ数|248ぺージ
発行年月日|2024年3月1日
『運動器疾患の「なぜ?」がわかる臨床解剖学 第2版』は、理学療法士必携の一冊として進化を遂げました!
臨床現場でよく遭遇する「なぜ?」に応える内容をさらに充実させ、実際の徒手療法が学べるWeb動画も付属。
例えば、「頸椎症由来の頭痛のメカニズムは?」「投球動作を解剖すると何が見える?」「足関節捻挫後の不安定感への対応は?」といった疑問に、症例を通じた丁寧な解説で納得の答えが得られます。
筋・神経の構造や動きを理解し、痛みの原因や治療法を見出す手助けとなる本書は、解剖学的知見を活かした運動療法の選択に最適。
臨床家の疑問をスッキリ解消し、スキルアップをサポートする待望の改訂版です。
【適切な判断を導くための 整形外科徒手検査法−エビデンスに基づく評価精度と検査のポイント】

著者|松村 将司 (編集), 三木 貴弘 (編集)
出版社|メジカルビュー社
ページ数|312ぺージ
発行年月日|2020年9月3日
『適切な判断を導くための 整形外科徒手検査法−エビデンスに基づく評価精度と検査のポイント』は、リハビリ現場や試験対策に欠かせない一冊です。
エビデンスに基づく感度・特異度や解剖学、運動学の基礎知識を交えながら、徒手検査法をわかりやすく解説。
主訴から適切な検査を選び出すフローチャートも豊富で、臨床の場での思考過程をサポートします。
さらに、複数の検査を組み合わせて疾患を鑑別する方法も網羅。
足関節から肩関節、腰椎まで部位ごとに整理され、検査手順やポイントが明確に示されています。
この本を手に取ることで、臨床判断力が高まり、患者に寄り添った効果的な評価と治療が実現できます。
【適切な臨床に導くための 整形外科徒手検査法ナビ−検査の選び方とエビデンスに基づくアプローチ】

著者|松村 将司 (編集), 栗原 靖 (編集)
出版社|メジカルビュー社
ページ数|256ぺージ
発行年月日|2024年8月3日
『適切な臨床に導くための 整形外科徒手検査法ナビ−検査の選び方とエビデンスに基づくアプローチ』は、整形外科徒手検査を治療に活かすための実践的な解説書です。
症例ごとに、なぜその検査法を選んだのか、また選ばなかったのかを具体的に解説。さらに、検査選択の過程や治療法の根拠となるエビデンスも提示しています。
豊富な写真やイラストを活用し、治療手順を視覚的に理解できる工夫も満載です。
また、各章では臨床現場でよく遭遇する症例を取り上げ、徒手検査と治療法の実際を詳述。
姉妹書『適切な判断を導くための整形外科徒手検査法』と併せて学習すれば、検査から治療までの一連の流れを自在に操るスキルを習得できます。
【機能解剖と運動療法】

著者|工藤 慎太郎 (編集)
出版社|羊土社
ページ数|261ぺージ
発行年月日|2022年3月2日
『機能解剖と運動療法』は、各部位の機能解剖と運動療法を体系的に学べる実践的なガイドです。
第1章から第8章にかけて、肩、肘、手、頸部、腰部、股関節、膝、足の各部位について、詳細な解剖学的知識を基に運動療法を解説しています。
各章では、特定の部位に関連する症例をケーススタディとして紹介し、解剖学的理解がどのように治療に活かされるかを具体的に示します。
これにより、理論と実践をリンクさせた効果的な運動療法の実施方法が学べ、臨床で即実践できるスキルが身につきます。
運動療法の基盤となる解剖学的知識を深めるための必携書です。
【ビジュアル実践リハ 整形外科リハビリテーション〜カラー写真でわかるリハの根拠と手技のコツ】

著者|神野 哲也 (監修), 相澤 純也 (編集), 中丸 宏二 (編集)
出版社|羊土社
ページ数|495ぺージ
発行年月日|2012年5月18日
『ビジュアル実践リハ 整形外科リハビリテーション』は、効果的なリハビリテーションを実施するための根拠と手技のコツを、豊富なカラー写真とイラストを用いて解説した実践的なガイドです。
関節炎、骨折、スポーツ障害など、臨床で頻繁に遭遇する疾患を厳選し、病態や臨床経過に基づいたリハの流れを視覚的に学べます。
各疾患に対するリハビリの根拠や手技のポイントが丁寧に示されており、現場で即実践可能な知識を習得できます。
ビジュアルで理解することで、リハビリの効果を最大化し、患者さんの回復をサポートする力を養える一冊です。
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