
こんにちは!
カピバラ似で、四角いメガネがトレードマークのトトンです。
普段は総合病院で理学療法士として働きながら、副業で整体師もしています。
この【雑談コーナー】では、私が日々感じたことや体験した出来事など、私トトンの視点で気軽にお話ししていきます。
ちょっとした息抜きに読んでいただけたら嬉しいです!
【知らず知らずのうちに相手を傷つける言葉をかけていませんか?】
最近、病院でリハビリしている患者様や、整体院で施術をしている利用者様の中に、症状そのものだけでなく、「自分の体の状態」に不安を感じている方が多くいらっしゃいます。
例えば、
「私の体はすごくねじれているみたいだから、膝の痛みがずっと続くのかな?」
「体が右に傾いているから、腰痛になってしまうのかな?」
と、不安そうにお話しされる方も少なくありません。
こうした方々に、「ご自身では、体のねじれや傾きを感じていますか?」と尋ねると、
「自分ではよくわからないけれど、前にリハビリの先生(整体師)にそう言われたので…」
とおっしゃることが多いのです。
【伝え方ひとつで、相手の気持ちは大きく変わる】
もちろん、施術の過程で身体の状態を評価し、相手と情報を共有することは大切です。
私自身も、患者様や利用者様とは身体の状態について話す機会は多くあります。
しかし、その伝え方には注意が必要です。
もし、体のゆがみや問題点を指摘するだけで終わってしまったら、相手は「ただ体の悪い部分を指摘された」と感じてしまうかもしれません。
それは、まるで自分の体の欠点を悪く言われたような気持ちになることもあるのです。
【相手が前向きになれる伝え方を意識しよう】
身体の状態を伝えるときは、すべてを細かく説明するのではなく、相手が理解しやすいようにシンプルにまとめることが大切です。
特に、ただ問題点を指摘するだけではなく、前向きに受け止められるような伝え方を意識することで、より良い関係を築くことができます。
最初の問診や評価の段階では、現在の身体の状態を伝える際に、必要以上にネガティブな表現を使わないように気をつけましょう。
相手が自分の状態を理解しやすいよう、わかりやすく、共有しやすい言葉で説明することが大切です。
また、施術中や自主トレーニングの説明をする際は、改善に向けた具体的なアプローチを伝えながら、「ここが少し良くなってきましたね」「次回はここをもう少し改善していきましょう」といった前向きな言葉を添えることを心がけましょう。
そうすることで、相手も「自分の体は悪いのではなく、良くなっている途中なんだ」とポジティブに受け止めやすくなります。
施術中の声かけや言葉の選び方ひとつで、相手の気持ちは大きく変わります。
できるだけ、最後には前向きな気持ちになれるような伝え方を意識し、相手の気持ちに寄り添いながらサポートしていきましょう。
【相手の気持ちに寄り添った言葉かけを】
患者様や利用者様は、身体の悩みを抱え、不安を感じながら私たちを頼ってくださっています。
だからこそ、施術や評価の際には、 相手が希望を持てるような伝え方を意識することが大切です。
知らず知らずのうちに、相手を落ち込ませる言葉をかけてしまっていないか?
ぜひ、一度振り返ってみましょう。
言葉のかけ方ひとつで、相手の気持ちは大きく変わります。
少しでも明るい未来が見えるような言葉を届けられるよう、心がけていきたいですね。