【雑談46】痛いところが痛みの原因であるとは限らない⁉

雑談コーナー
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トトン
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こんにちは!

カピバラ似で、四角いメガネがトレードマークのトトンです。

普段は総合病院で理学療法士として働きながら、副業で整体師もしています。

この【雑談コーナー】では、私が日々感じたことや体験した出来事など、私トトンの視点で気軽にお話ししていきます。

ちょっとした息抜きに読んでいただけたら嬉しいです!


【痛いところが痛みの原因であるとは限らない⁉】

患者様の問診を行う際、痛みのある部位について詳しくお伺いすることがよくあります。

しかし、中には「痛みを感じる場所を押しても、それほど痛くない」とおっしゃる方がいます。

このようなケースでは、痛みを感じる部位が必ずしも痛みの原因になっているとは限りません。

実際に、痛みを訴えている場所に直接アプローチをしても、なかなか改善につながらないことが多いのではないでしょうか?

それは、痛みの根本的な原因が、痛みを感じる場所ではなく、別の部位にあることが多いからです。

痛みのある部位に負担をかけている要因が、実は別のところに潜んでいるのです。

この根本原因を見つけることは決して簡単ではありません。

しかし、この視点を持たずに施術を進めてしまうと、痛みのある場所へのアプローチばかりに集中してしまい、なかなか症状が改善しないという状況に陥りがちです。

その結果、患者様はもちろんのこと、施術を行う側も納得のいく結果が得られず、もどかしさを感じることになってしまいます。

もし、あなたが施術をしても思うような効果が出ていないと感じているのであれば、痛みのある部位だけでなく、その痛みを引き起こしている可能性のある他の要因にも目を向けてみることをおすすめします。

視野を広げ、多角的な視点で痛みの原因を探ることができれば、より効果的な施術につながり、患者様にとっても、施術者にとっても納得のいく結果を得られるはずです。